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厩舎

厩舎(きゅうしゃ)は、競馬において、調教師が管理する施設・組織の総称として用いられる言葉である。競走馬と調教師の管理関係を表わす際に多く用いられ、たとえば「競走馬Aの管理調教師はB」という表現の代わりに「競走馬AはB厩舎所属」という表現が用いられる。

中央競馬においては、厩舎は美浦トレーニングセンター、栗東トレーニングセンター内にある。厩舎には日本中央競馬会(JRA)から最大24の管理馬房が与えられる。

地方競馬においては、別にトレーニングセンターを設けそこに厩舎を置く場合もあるが、多くは競馬場に併設されている。また最近では、一定の条件のもとで民間の牧場や調教施設を利用して調教が行われる場合もある。(外厩と呼ばれる。)

厩舎では調教師のほか、厩務員や調教助手が競走馬の管理にあたる。また、厩舎に騎手が所属する場合もある。

ちなみにかつての中央競馬においては、厩舎を開業するためには調教師免許を取得するだけでなく、一定数の管理馬をあらかじめ確保する必要があった。現在ではトレーニングセンター全体の管理馬馬房数の空きに応じて、免許取得者に順次開業が許可される。しかし、開業待ちの調教師の人数に対して定年などで引退する調教師の人数が少ない年もあり、この様な時には馬房の空きが不足することがあり、その場合厩舎の開業を数年待たされるケースも発生している。

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

脚質

脚質(きゃくしつ)とは、公営競技において競技対象の走行の方法に関する分類のことである。以下、本項では主に競馬における競走馬の代表的な脚質について記述する。

尚、この中に現役競走馬の記述は無しとする。

◆逃げ

競走開始直後から先頭に立ち、そのままゴールインすることを目指す走行方法。

最短距離を走ることが出来るメリットがある反面、他の競技対象から目標にされやすいというデメリットがある。勝つときは一度も他の競技対象に先頭を譲らないため「逃げて勝つのが一番強い」とも言われる。一方で人気薄の競技対象が勝利を挙げるときもこのパターンが多い。この場合は警戒されにくいためマイペースで競走することが可能だからである。なお、競技対象のひとつが単独で逃げることを単騎逃げという。

競馬において、逃げの戦法を多用する競走馬を逃げ馬という。代表的な逃げ馬はミホノブルボン、メジロパーマーなど。なお、メジロパーマーは逃げ馬の中でも珍しく3000メートルの長距離の逃げ切りや、最後の直線での粘りが強く二の脚を使って、もう一伸びして勝利することも多かったこともあり、前者とは違って逃げ+追い込みという脚質を持っていた。


◆大逃げ

2番手以下の馬を大きく引き離す逃げ。

競馬においては、大逃げを多用した代表的な競走馬にサイレンススズカ、ツインターボがいる。日本の競馬では、昔はGIなどの大レースにおいて大逃げをする競走馬がいた。このような大逃げは実力的に大きく劣る競走馬が、「せめてテレビ中継によく映るように」という馬主の要望によって行われることが多く、そのような理由から大逃げをする競走馬をテレビ馬と呼ぶことがある。但し、現在は出走頭数制限(昔は最大33頭立てのダービーもあった)とレース体系が整備されている為その様な馬は殆ど存在しない。最も、『勝つ為の戦略』としての大逃げは無くなった訳では無い(代表例:第129回天皇賞のイングランディーレ)。因みに、サイレンススズカの場合サンデーサイレンス産駒史上最高と言われているように、GIを大逃げで勝利するなど、異例中の異例の名馬である。尚、ツインターボは中央競馬で5勝を挙げている。


◆先行

レース前半は逃げる競技対象の後ろにつけ、後半にそれをかわそうとする走行方法。最も競走中の不利を受けにくいと言われ、実力のある競技対象が先行して勝った場合「横綱相撲」と言われる。

競馬において先行を多用する競走馬を先行馬という。代表的な先行馬はシンボリルドルフやタイキシャトルやビワハヤヒデなど。


◆差し

レース前半は逃げ・先行を採用する競技対象の後ろにつけ、後半にそれらをかわそうとする走行方法。瞬発力に自信のある競技対象がこの脚質を選ぶ。

競馬において差しを多用する競走馬を差し馬という。代表的な差し馬はスペシャルウィークなど。


◆追い込み

レース前半は差しの戦法をとる競技対象のさらに後ろにつけ、最後の直線で前を行く競技対象をまとめてかわそうとする走り方。勝つときは派手な反面、展開などで不利を受けて敗れることも多い。

競馬において追い込み多用する競走馬を追い込み馬という。代表的な追い込み馬はテイエムオペラオー・ミスターシービー・ヒシアマゾン・ブロードアピール・テレグノシス・デュランダルなど。


◆まくり

レース前半は先行・差し・追い込みと同じように走り、3コーナーから4コーナーにかけて、まれに向こう正面において一気にトップスピードに乗って先頭に立とうとする走り方。競馬においては、一部レースにおけてクロフネがこの戦法を用いた。


◆自在

レース展開や、馬場状態に合わせて戦法を変える馬のこと。鞍上の騎手の判断力や、馬の知性も要求される走り方である。日本ではマヤノトップガンがこの戦法を用いた。


◆競馬における脚質と枠順の関係

競馬においては、脚質によって発馬機におけるスタート位置が有利または不利に作用することがある。 一般的には内枠(発馬機内の内寄りの枠)からスタートする場合は先行・差しの脚質の馬は馬群の内側に閉じ込められ、進路が確保できなくなる危険がある(先行と差しとの比較では差しのほうが危険性が高い)。また外枠(発馬機内の外寄りの枠)からスタートする場合、馬群の中に閉じ込められる危険は少ないが、トラック状のコースを走る場合、馬群の外めを走らされることで走行距離の面において不利を被ることがある。逃げおよび追い込み脚質の馬は出走馬中に占める割合が先行・差し脚質の馬より少ないことが多いため、走行距離面の不利が少なくなることが多い。ただし、外枠スタートの逃げ馬は内枠スタートの逃げ馬に先手をとられやすい。

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

騎乗停止

騎乗停止(きじょうていし)とは競馬において反則をおかした騎手に対して与えられる制裁である。レース中に受けた場合であれば最大4日であるが、それ以外の場合は無期限に騎乗停止ということもあり得る。

中央競馬所属の騎手の場合には、競馬の開催は毎週土曜日と日曜日に行われるのが普通であるため、騎乗停止を課されると土曜日と日曜日の競馬には騎乗できない。しかし、平日は地方競馬において地方馬と中央馬の交流競走が開催される週もあるが、騎乗停止期間中はその地方に遠征することは不可である。地方だけではなく海外でも騎乗することは出来ない。そのため4日間とは言われているが、実質は2週間は中央・地方・海外全てのレースに騎乗することができないことになる。


◆騎乗停止が課される要因

☆妨害行為

他馬の騎手を斜行または馬同士がぶつかることにより落馬させる、または落馬寸前まで至らせる。

☆負担重量を偽る

騎手は騎乗する際にプロテクターを装着するが、負担重量に合わせて錘をプロテクターに付けていることがある。その錘を抜いて騎乗したことが発覚した場合など。レース前とレース後のに検量が行われ誤差が大きい場合(その場合は出走した馬も失格処分となる場合がある:1kg以上の差なら失格)。

☆負担重量オーバー

決められた負担重量で騎乗できない場合。例えば負担重量が56kgに設定されているとすると、騎手の装備品(ヘルメット・ムチ・プロテクター)と馬に乗せる鞍、全てを併せると2kg前後になる。そのため騎手は最低でも54kg程度もしくはそれ以下の体重にしておかないとならないことになる。

☆最後の直線で馬を負けが確定したからといって前を追わない行為

馬への負担を考えた為か、最近はJRAも見逃すことが多い。

☆警察に逮捕されたり、他人(全ての人)に対し粗暴な行為に及んだ場合など


◆日本人の騎手が海外の競馬で騎乗停止を受けた場合

海外で上記のような制裁で騎乗停止が課された場合、日本人の騎手であっても騎乗停止が課される。海外競馬から日本中央競馬会 (JRA) または地方競馬全国協会 (NAR) への報告により騎乗停止の日数が決定される。

イギリスでは動物愛護の観念からレース中に馬に対して鞭を叩くのは7回までという決まりがある。それ以上叩いた場合には4日程度の騎乗停止が課される。しかし7回では競馬にならないという声もあるため、勝負どころで騎乗停止覚悟で鞭を連打する騎手も多くいるのは確かである。イギリスでは連日競馬が開催されているため、せいぜい4日と考えている騎手も少なくない。

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

冠名

冠名(正しくは「かんむりめい」と読むが、しばしば「かんめい」とも読まれる)は、馬主が自分が所有する競走馬の競走名中に含める特定の言葉のことである。特に日本の馬主が好んで用いる。一般的には馬主が自分の所有馬であることを目立たせることに加え、他の馬と馬名が重複し競走馬としての登録が行えないことを防ぐなどといった目的で使われる。

冠という文字がついているが必ずしも競走馬名の冒頭につくとは限らず、「シチー」(友駿ホースクラブ)のように末尾につく冠名も存在する。最近は金子真人(ホールディングス)や社台レースホース、キャロットファーム、サンデーレーシングなど、冠名を用いない有力馬主も多い。

日本中央競馬会競馬施行規程の第17条5項の規定により、競走馬名には広告宣伝を目的にした名称は使用できないと定められているが、冠名に関しては事実上容認されている。しかし、中央競馬の重賞競走名としてカブトヤマ・セントライト・シンザンが使用されている(カブトヤマ記念は2003年限りで廃止)のに対し、ミスターシービー・シンボリルドルフ・ナリタブライアンが三冠馬ながら用いられていないのは馬名に入っている冠名が宣伝に当たるためとされている。

ただし、2004年にJRAゴールデンジュビリーキャンペーンの一環で行なわれた「名馬で振り返る50年」では、冠名の有無の区別なく年度代表馬・顕彰馬から特別競走名に採用された。また、地方競馬では1997年から2004年までダートグレード競走として施行されていたオグリキャップ記念(1996年以前と2005年以降は地区重賞として施行)のように使用されている例もある。

冠名が同じ競走馬について馬主が異なる場合でも得意距離や血統などに似たような傾向が現れたり、同じ馬主が複数の冠名を持つ場合に特定の冠名に活躍馬が集中したりするケースがよく見られることから、井崎脩五郎や須田鷹雄は「ウマ家」(うまけ)という概念を提唱しこれを馬券予想に役立てようとしている。

◆主な冠名
()内は馬主名 - 由来もしくは意味

   ・アグネス(渡辺孝男)- アグネス・チャンより
   ・アドマイヤ(近藤利一) - 英単語 admire
   ・エア(ラッキーフィールド) - 英単語 air
   ・エイシン・スワン・ガール(平井豊光) -
   馬主が経営する会社名より(エイシン)、英単語swan(スワン)、英単語 girl(ガール)、
   エイシンは馬名の最初に、スワン、ガールは馬名の末尾につけ、ガールをつける場合はもちろん
   牝馬に対してのみで、その時はアメリカの州・地名が絡んでいる事がほとんど。
   ・オンワード(オンワード牧場) - 馬主が経営する会社名オンワード樫山より
   ・カフェ(西川光一、西川恭子)- 旧馬主西川清の所有馬カリブカフェより
   ・キタサン(大野商事) - 代表北島三郎の姓名(北=キタ、三=サン)から
   ・グラス(半沢有限会社)
   英単語 grass。現オーナーの兄弟が所有していたグリーングラスから取ったともされる。
   ・コスモ(ビッグレッドファーム(岡田美佐子)) - 英単語 cosmo
   ・サクラ(さくらコマース) - 馬主の会社名、植物の桜より
   ・シービー(千明牧場) - 馬主の会社名のローマ字イニシャル(Chigira Bokujo)
   ・シチー(友駿ホースクラブ) - 英単語 city
   ・シンボリ・スイート(シンボリ牧場) - 英単語 sweet(スイート)
   ・スズカ(永井啓弐) - 鈴鹿市より
   ・タイキ(大樹ファーム) - 馬主の会社名、所在地の大樹町より
   ・ダイワ(大城敬三) - 馬主が経営する会社名より
   ・ゼンノ(大迫久美子) - 旧馬主大迫忍が経営していた会社ゼンリンより
   ・テイエム(竹園正繼) - 馬主のイニシャル
   ・トウショウ(トウショウ産業・トウショウ牧場)
   元代表藤田正明の姓名(藤=トウ、正=ショウ)より、牡馬はトウショウで始まり、
   牝馬はトウショウで終わる馬名がつく。
   ・ナリタ・オースミ(株式会社オースミ(山路秀則))
   成田山大阪別院明王院より(ナリタ)、大隅半島より(オースミ)
   ・ニシノ・セイウン・セント(西山牧場、西山茂行)
   馬主の姓より(ニシノ)。かつてはブランド・シローなども使用していた。
   ・ニホンピロ(小林百太郎)
   馬主が経営する日本ピローブロック製造(FYH)より。
   かつては「ニホンピロー」の冠名を使用していた。
   ・フサイチ(関口房朗) - 馬主の名と一番を合わせた造語
   ・マイネル・マイネ(サラブレッドクラブラフィアン) - 独単語 meiner,meine
   ・マチカネ(細川益男) - 待兼山より
   ・マヤノ・マックス(田所祐、田所英子) - 摩耶山より(マヤノ)
   ・メイショウ(松本好雄)
   馬主が経営する会社の所在地明石市と馬主の姓を合わせて
   「明石の松本」と「名将」と掛け合わせたもの
   ・メジロ(メジロ商事、メジロ牧場)
   馬主の親会社である北野建設(東証上場の北野建設とは別の会社)の本社所在地
   (東京都豊島区目白)より


◆海外での冠名

日本と比較すると海外で冠名が使用されるケースはあまり見受けられないが、少なからず使用例はある。また日本人馬主が海外での所有馬に使用することもある。ここでは海外での冠名の使用例とその著名馬の例を挙げる。

   ・ドバイ,Dubai(ゴドルフィン) - ドバイミレニアム
   ・ブリッシュ,牛精 Bullish(王永強) - ブリッシュラック(牛精福星)
   ・キングプローン,蝦王 King Prawn(劉錫康) - フェアリーキングプローン(靚蝦王)

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

カンパイ

カンパイは、競馬の競走において、公正なスタート(発馬)ができなかった場合に発生するスタートのやり直しのことである。

元々、イギリスにおいて競馬競走が始まった時にスタートのやり直しをした際、競馬審判員が出走馬に対し「カムバック」(戻ってください)と伝えるはずが、「乾杯」と聞こえたことからそう付けられたといわれている。

一般にカンパイが発生する事例としては、発馬機の故障、あるいは発馬合図前にスタートするフライング行為があった場合に生じることがある。一部の地方競馬では、大きく出遅れた競走馬がいた場合に再スタートをさせることがまれにあったが、現在はそれは認められていない。また、過去には出走全馬がゲートに入る前にスターターが誤ってゲート開扉した為に馬がゲートから飛び出してしまい、この為にカンパイとなった例もある。

大レースでの事例としては、1978年の天皇賞(秋)で出走のやり直しが発生している(同レースでパワーシンボリ号のゲートが開かなかったため)。直後に行われたやり直しのレースではテンメイ号が優勝している。

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

勝馬投票券(馬券)

☆発売

日本の公営競技における投票券はパリミュチュエル方式によって行われている。

◆発売単位

各投票券の発売単位の最低は100円単位である。これは「発売額面は1枚分が10円の投票券を10枚束ねたものを代表として発売する」という各根拠法の部分に依拠する(ちなみに各競技場で発券された券面にも「1枚が10円」か、「表示の1枚は本来の1枚分10円を10枚束ねた100円相当」である旨記載されているのもこれが根拠である)。

現在のような自動発券機によるマルチ投票券の発売が行われる前には,1枚100円の投票券が発売されていた。また,「特券(とっけん)」(現在でもわずかに聞かれる用語である)と呼ばれる1000円単位の投票券も発売され,それを組み合わせて購入していた(なお、購入の際はそれぞれの買い目ごとに窓口が設定されていて、購入者はいくつも窓口を渡り歩いて購入していた。当時は枠連での発売だったので可能だった)。

なお、配当金額が100倍を超える投票券は、10枚(1票)100円を購入しただけで1万円以上の配当が得られるため、それらの馬券・車券・舟券は俗に、万馬券(まんばけん)・万車券(まんしゃけん)・万舟(まんしゅう)とそれぞれ呼ばれる。


◆発売単位の例外

一部の発売場所(場内・場外問わず)では発売単位が500円や1000円などとなっている場合もある。これは、客の動線上便利なところにあり、必然的に混雑が見込まれる場所や、場外売場において面積が狭いという理由で来客を絞りたい場合(JRAの場外馬券売場であるウインズ銀座通りが代表例)や、入ってすぐのフロアの混雑を避けるため(同じく多くのウインズでは100円単位の発売を行っていると利用者向けに告知している場外であっても、1階は500円単位、2階以上に行けば100円単位という発売形式を取っている)という理由が大半を占める。また、日本の中央競馬の主要レース開催日(クラシック競走や天皇賞(春・秋)、有馬記念など)は一部のウインズによっては発売単位を切り上げたり、あるいは発売レース数を制限(後半6レースなど)する事例もある。


☆払戻

的中した投票券の配当は、パリミュチュエル方式によって決定される。

◆控除率

各競技の控除率は、競輪・競艇・オートレースが25%、競馬が18~26.2%(支持率によって変動、概ね25%程度。中央競馬の単勝・複勝は20数%)。後述の「特払い」を除く。


◆特払

勝利した競走対象に対する投票が全くない場合には、前述の控除率によって差し引かれた額が返還される。これは「特払(とくばらい)」と呼ばれる。ただし、最低発売単位(10円)に対して1円未満は切り捨てられるので、実際には購入した投票券100円につき70円の払戻しとなる(つまり70%返還される)。このため払戻金が確定するまでは絶対に投票券を捨てないように注意すること。


◆払戻の手続き

当該レース確定後より60日間(但し最終締切日が払い戻し休務日と重なる場合は翌日まで)、所定の払い戻し窓口(多くは自動払い戻し機を使用する)で行われる。

なお高額配当(大体は100万円以上)となる場合は通常の払い戻し窓口や自動払い戻し機ではなく「高額払い戻し専用窓口」を利用し、所定の手続き(住所・氏名・年齢などを記録し、状況によっては年齢確認の証明書類提出を求められることもある)を行った上で払い戻しが行われる。 中央競馬においては払戻し金額にかかわらず的中券のみあれば所定の手続き等は一切不要(但し受取人が二十歳未満に見られる場合のみ年齢確認が行われる場合がある)。


◆返還(買い戻し)

投票券が、以下の事象に遭遇した場合には、当該競技対象を含んだ券面(記載内容)は、返還となる。

競技が施行されなかった場合
競技が施行されたがレースに勝者がいなかった場合
競技が不成立となった場合
競技において特定の競技対象が出走しなかった場合
(競艇においては)フライング・出遅れによって、正常なスタートが出来なかった競技対象がいた場合
(競馬においては)特定の競技対象が出走しなかったことによって、特定の枠を構成する競技対象が存在しなくなってしまう場合
現在、返還に関しては、当該レース終了後、払戻窓口にて対象となる券面と引き替えに、購入金額と同額を交付している。的中しているわけではないため、この点「払戻」とは根本的に異なるという事に注意したい。また、返還については、施行者が同額の金銭を持って発売した投票券を引き取る、という観点のもとから、「買い戻し」を表現されることもある。


☆購入および譲り受けの制限

日本では各根拠法の定めにより、満20歳未満の者は投票券を購入したり譲り受けたりしてはいけない。さらに勝者投票券・勝舟投票券・勝車投票券は満20歳以上であっても学生・生徒の身分がある者は投票券を購入したり譲り受けたりしてはいけない。なお、かつては勝馬投票券も学生・生徒が購入や譲り受けができない規定があったが、競馬法が2005年に改正され、年齢制限のみになった。

また、各競技の関係者もそれぞれの投票券を購入したり譲り受けたりすることが制限されているが、関係者であっても異なる競技の投票券を購入したり譲り受けたりすることに問題はない。ただし、競馬においては中央地方指定交流競走で出走する当日は除く。


☆投票法の種類

各投票券の投票法(投票法)の種類には、大別して以下の5種類がある。

単勝式
複勝式
連勝単式
連勝複式
重勝式(※現在日本では発売されていない(競馬法では定義されている)。)
枠を対象とした投票法は、上記の内では連勝単式および連勝複式のみである。

重勝式以外の投票法でも、競技や競技場によっては発売レース数に制限がある場合や一部の投票法が発売されていない場合もあるので、それぞれの競技や競技場のページを参照にすること。


◆単勝式
単勝式(たんしょうしき)とは、1着になる競走対象を予想する投票法である。


◆複勝式
複勝式(ふくしょうしき)とは、全競走対象数が5つ以上7つ以下の場合は2着以内に入る競走対象1つを、全競走対象数が8つ以上の場合は3着以内に入る競走対象1つを予想する投票法である。つまり全競走対象数が7つ以下の場合は予想した競走対象が1着・2着のいずれかであれば、全競走対象数が8つ以上の場合は予想した競走対象が1着・2着・3着のいずれかであれば的中となる。

なお出走表確定の段階で競走対象数が8つ以上であった競走の投票券発売が開始された後において、出走取消・競走除外・欠車・欠場となる競走対象が生じ、最終的に当該競走に出場した競走対象数が7つ以下となった場合であっても、複勝式の的中条件に変更は生じず、3着以内のうち1競走対象を当てれば的中となる。また同様の過程で、競走対象数が5つ以上7つ以下となる予定だった競走の最終的な出場対象が4つ以下となった場合も、2着以内のうち1競走対象を当てれば的中となる。


◆「応援馬券」
JRAでは2006年10月7日から単勝式と複勝式をセットで発売する「応援馬券」というシステムを取り入れた。これは、マークカードに新設する「単+複」の欄にマークシートすることで、その出走馬の馬番馬券を同時購入できるというものである。但し、単勝式と複勝式を同時購入するため、購入は1口につき200円(単勝・複勝それぞれ100円ずつ)単位となる。

元々このような馬券は海外においては「Eachway(イーチウェイ)」の名称で古くから発売されており、「応援馬券」はその仕組みを日本に導入したものである。
投票券は1頭の出走馬につき1枚ずつの馬券が発行されるので、その際投票券の馬名の上に「がんばれ!!」という文字が印刷される。例えばディープインパクトのそれを購入した場合は「がんばれ!!ディープインパクト」という形になる。
9月に札幌競馬場とウィンズ札幌、米子で先行試験発売を行い、10月から全国展開による本発売が開始となった。


◆連勝単式
連勝単式(れんしょうたんしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせを、それらの着順通りに予想する投票法である。 連勝単式には対象となる競走対象の数により以下の2つに分類される。


◆二連勝単式
二連勝単式(にれんしょうたんしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つを、それらの着順通りに予想する投票法である。例えば1着が13番、2着が9番の場合・二連勝複式は9-13でOKだがこの二連単の場合はこの通り(13-9)に当てないといけない。
三連勝単式
三連勝単式(さんれんしょうたんしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つを、それらの着順通りに予想する投票法である。例えば1着が18番、2着が9番、3着が10番の場合・三連勝複式は9-10-18でOKだがこの三連単の場合はこの通り(18-9-10)に当てないといけない。


◆連勝複式
連勝複式(れんしょうふくしき)とは、上位着順を占める複数の競走対象の組み合わせを、それらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。 連勝複式には対象となる競走対象の数や選ぶ組み合わせの数により以下の3つに分類される。


◆普通二連勝複式
普通二連勝複式(ふつうにれんしょうふくしき)とは、1着・2着になる競走対象の組み合わせ2つを、それらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。例えば1着が18番、2着が5番の場合には馬単はこの通り(18-5)に当てないといけないがこの場合は5-18でOKとなる。


◆拡大二連勝複式
拡大二連勝複式(かくだいにれんしょうふくしき)とは、3着以内に入る競走対象の組み合わせのうち2つを、それらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。つまり予想した組み合わせが1着・2着、1着・3着、2着・3着のいずれかであれば的中となる。例えば1着が7番、2着が18番、3着が10番の場合には7-18と7-10そして10-18の3つの馬券が当たりと成る。


◆三連勝複式
三連勝複式(さんれんしょうふくしき)とは、1着・2着・3着になる競走対象の組み合わせ3つを、それらの着順に依らず順不同で予想する投票法である。例えば1着が13番、2着が1番、3着が8番の場合には三連単はこの通り(13-1-8)に当てないといけないがこの三連複では1-8-13が的中となる。


◆重勝式
重勝式(じゅうしょうしき)とは、複数レースにおける単勝式・複勝式・連勝単式・連勝複式のいずれか1つの投票法をまとめて予想する投票法である。

根拠法の関係上、競馬のみこの投票法は発売可能である。しかし、現在の日本国内では重勝式馬券の発売を行っている競馬場は存在しない。

かつて国営競馬とその後身である中央競馬では、3個レースの単勝を全て的中させる「三重勝馬券」を、午前中のレースを対象に発売していた時期があった。1954年10月30日には中山競馬場で507,940円という当時としては驚異的な配当の記録が出ている(的中1票)。この配当金額は馬番号連勝単式が導入されるまで、中央競馬では不滅の大金字塔であった。中央競馬での発売は1961年(昭和36年)2月に中止。

現在では主に競馬マスコミなどでの懸賞クイズやイベントなどとして、この形の予想が行われる事がある。

競走対象の番号を対象として発売されている各投票法には、以下のような通称(略称)および英語表記がある。

★単勝式 単勝(たんしょう) WIN
★複勝式 複勝(ふくしょう) PLACE(2着まで)SHOW(3着まで)
★二連勝単式 馬番号二連勝単式(競馬) 馬単(うまたん)  EXACTA
★三連勝単式 馬番号三連勝単式(競馬) 三連単(さんれんたん) TRIFECTA
★普通二連勝複式 普通馬番号二連勝複式(競馬) 馬連(うまれん)(中央競馬)
普通馬複(ふつううまふく)(地方競馬) QUINELLA
★拡大二連勝複式 拡大馬番号二連勝複式(競馬) ワイド※ QUINELLA-PLACE
★三連勝複式 馬番号三連勝複式(競馬) 三連複(さんれんぷく) TRIO

※拡大二連勝複式の通称では競艇のみ「ワイド」を用いていない。これは投票券における「ワイド」が日本中央競馬会および特別区競馬組合(大井競馬の主催者)が共同で出願した登録商標であり、競輪・オートレース・大井競馬場以外の地方競馬は二者から許諾を得ているので使用できるが、競艇のみ許諾を得ておらず使用できないためである。

★二連勝単式 枠番号二連勝単式 枠単(わくたん)(地方競馬) BRACKET-EXACTA
★普通二連勝複式 枠番号二連勝複式 枠連(わくれん)(中央競馬) 枠複(わくふく)(地方競馬) BRACKET-QUINELLA


☆様々な投票方法

マークカード方式が一般化した現在においても、通常は1点1点販売することが原則であるが、点数が多くなる種類の投票券が販売されるようになり、購買者も1度に購入する点数が膨大になってきているため、多くの点数を一度に簡単に販売できる方法を導入することによって、この点を解消している。いずれの方法も同じ種類の投票券を均一金額で購入することを想定しているため、金額を変えて購入する場合には従来どおり、1点1点購入しなければならない。

また、各種投票方法に応じたマークカードが用意されていることが普通であり、通常の投票に用いる用紙と混同しないよう、各主催者においてはカードの長さを変更したり、印刷色を変更したりなどの配慮を行っている。


◆流し
単一となる「軸」と、「相手」と呼ばれる番号を数点(もしくは全部)を指定することで、「軸-相手」となる全ての投票券が購入できる方法。軸から相手に向けて上流と下流の関係が出来るため、このように呼ばれる。なお英語では、軸がまさに車輪の軸であり、相手が車輪状になるという意味で、「WHEEL」と表現される。

連勝単式の場合、当然のことながら、軸とした投票対象の着位も指定する必要がある。

3連勝式の場合には、軸を1点選ぶ方法と軸を2点選ぶ方法がある。この場合、軸を1点選ぶ方法においては、相手として選択した投票対象から任意の2者が出れば的中となるため、下記にある「ボックス」の要素をも含んだ内容になっている。


◆ボックス
番号を数点指定することで、その塗った番号が関係する全ての投票券を購入できる方法。

枠番連勝式におけるボックスでは、4-4や7-7などのいわゆる「ぞろ目」が含まれるか否かは、各主催者、発売媒体、申しこみ内容によって異なる場合があるため、事前に確認する方が賢明である。

購入点数は組み合わせの数が関係する為、マークの数に比べて購入点数が膨大になる傾向にある。

また、購入する点数の違いにより、「三角買い」「四角買い」「五角買い」などと表現されることもある。


◆フォーメーション
式別を選択し、各着位に該当すると思われる対象番号を指定することにより、その着位ごとに指定された対象番号の組合せ全てを購入することが出来る方法。当然のことながら、同一着位内での選択に対する組合せや、存在し得ない組合せはコンピューター上で自動的に除かれる。

例:馬番号(選手番号)三連勝単式において、1着1,2,3 2着2,5,7 3着1,5,9を指定した三連勝単式をフォーメーションで購入申しこみすると、以下の組合せを購入したこととなる。

1-2-5 1-2-9 1-5-9 1-7-5 1-7-9 2-5-1 2-5-9 2-7-1 2-7-5 2-7-9 3-2-1 3-2-5 3-2-9 3-5-1 3-5-9 3-7-1 3-7-5 3-7-9(18点)

なお、「フォーメーション」は、「ワイド」と同様に日本中央競馬会の登録商標である。


☆歴史

公営競技の創成期には、各競技の連勝単式および連勝複式の投票券は全て6枠制(後に競馬は8枠制)で発売されていた。現在においても競馬・競輪で枠による投票券が発売されているのはこの名残である。連勝単式および連勝複式の投票券の組み合わせ総数を制限することで、過度に高い配当を出にくくし射幸心を抑えるという効果があったためである。

ただし枠による発売の場合、競走対象が病気・怪我などにより出走取消や競走除外になった場合にその競走対象と同枠の競走対象がいる場合は買戻しが行われないなど、度々非難の的となった。このため、中央競馬では人気が集中するとあらかじめ分かっている馬を単枠指定にする制度で、地方競馬・競輪・オートレースでは出走取消・競走除外となった競走対象と同枠の競走対象もあわせて出走取消・競走除外とする(これを「友引除外(ともびきじょがい)」と呼ぶ)制度により回避していたため、投票券の購入者だけではなく、調教師・馬主からも批判が多々あった。

オートレースも過去は連勝単式および連勝複式については6枠制で発売されていた(出場車が8車の場合、5番・6番が5枠、7番・8番が6枠)が、1998年をもって廃止された。

中央競馬では2005年現在三連単を発売するのは後半4レースのみ、また8頭以下の出走頭数の場合は枠連を発売しない。


☆投票券の販売方法

◆創始期~

公営競技の投票券は、普通に紙に印刷された券から始まった。これは、例えば「単勝1番」であれば、それが印刷された券を求めなければならない。窓口にはそれぞれどの「組」を発売しているかが表示され、複数の組を購入したい者は、発売時間中に窓口を多数移動しなければ購入することが出来なかった。1枚100円だが、1枚1000円(10枚・法的には100枚分)を発売する窓口もあり、これを「特券」(とっけん)と呼んだ。今でも1000円単位で購入する投票券のことを「特券」と呼ぶファンがいるが、基本的にはこれの名残である。競技場によっては、発売状況に応じて窓口の数を変更するなど柔軟な対応を行う場もあったと言われている。必然的に的中確率が高いと思われた組の窓口には人が群がる(並ぶ)ため、現在コンピューターシステムによって投票券が発券される時代においても、一番売れている(つまりオッズが低い)出目が「一番人気」と呼ばれるのも、このような事象に由来していると思われる。

◆電算化とシングルユニット券

その後、コンピューターシステム(トータリゼータ)の導入に伴い、金額は一律だが、目を口頭で自由に申し込むことが出来るようになる「シングルユニット券」が登場する。1枚の券に組合せ(目)一つと金額が記載された物が印刷され、係員から現金を払って受け取る、現在に近い形の仕組みができあがっていった。なお、金額は一律のため、たとえば900円求めようとすると、100円券を9枚渡されることとなる。

◆マルチユニット券の登場

そして時代は進み、ついに「1枚の券の中に、複数の組合せと任意の金額を記録して」投票券を購入できるようになる。これが「マルチユニット券」である。現在、日本の公営競技においては、全ての開催場・場外売り場において、マルチユニット券による発売が行われている。当然のことながら、購入の利便性は格段に高まり、窓口の混雑緩和にも役立った。

◆マークカード方式

JRAが馬番号連勝複式を導入するのと同時期に、投票内容を規定された紙の上に印をつけて投票申しこみを行う「マークカード方式」を始めた。これは口頭による誤発券が少ないことや、発券までのさらなる時間短縮などのメリットが大きいことから、各種公営競技にも伝播していくこととなった。また、マークカード方式は、機械で印を読み込むことから、自動発売機の普及(これは主催者のコスト削減にも一役買う)にも繋がることとなる。

2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

角馬場

角馬場(かくばば)とは、競馬における競走馬調教用の馬場のひとつ。

1周200~600mほどの小回りの馬場で、ごく軽い運動や、芝コース・ダートコース・ウッドチップコース・坂路コースなどにおいて本格的な調教を行う前の準備運動を行うために利用されることが多い。

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