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脚質

脚質(きゃくしつ)とは、公営競技において競技対象の走行の方法に関する分類のことである。以下、本項では主に競馬における競走馬の代表的な脚質について記述する。

尚、この中に現役競走馬の記述は無しとする。

◆逃げ

競走開始直後から先頭に立ち、そのままゴールインすることを目指す走行方法。

最短距離を走ることが出来るメリットがある反面、他の競技対象から目標にされやすいというデメリットがある。勝つときは一度も他の競技対象に先頭を譲らないため「逃げて勝つのが一番強い」とも言われる。一方で人気薄の競技対象が勝利を挙げるときもこのパターンが多い。この場合は警戒されにくいためマイペースで競走することが可能だからである。なお、競技対象のひとつが単独で逃げることを単騎逃げという。

競馬において、逃げの戦法を多用する競走馬を逃げ馬という。代表的な逃げ馬はミホノブルボン、メジロパーマーなど。なお、メジロパーマーは逃げ馬の中でも珍しく3000メートルの長距離の逃げ切りや、最後の直線での粘りが強く二の脚を使って、もう一伸びして勝利することも多かったこともあり、前者とは違って逃げ+追い込みという脚質を持っていた。


◆大逃げ

2番手以下の馬を大きく引き離す逃げ。

競馬においては、大逃げを多用した代表的な競走馬にサイレンススズカ、ツインターボがいる。日本の競馬では、昔はGIなどの大レースにおいて大逃げをする競走馬がいた。このような大逃げは実力的に大きく劣る競走馬が、「せめてテレビ中継によく映るように」という馬主の要望によって行われることが多く、そのような理由から大逃げをする競走馬をテレビ馬と呼ぶことがある。但し、現在は出走頭数制限(昔は最大33頭立てのダービーもあった)とレース体系が整備されている為その様な馬は殆ど存在しない。最も、『勝つ為の戦略』としての大逃げは無くなった訳では無い(代表例:第129回天皇賞のイングランディーレ)。因みに、サイレンススズカの場合サンデーサイレンス産駒史上最高と言われているように、GIを大逃げで勝利するなど、異例中の異例の名馬である。尚、ツインターボは中央競馬で5勝を挙げている。


◆先行

レース前半は逃げる競技対象の後ろにつけ、後半にそれをかわそうとする走行方法。最も競走中の不利を受けにくいと言われ、実力のある競技対象が先行して勝った場合「横綱相撲」と言われる。

競馬において先行を多用する競走馬を先行馬という。代表的な先行馬はシンボリルドルフやタイキシャトルやビワハヤヒデなど。


◆差し

レース前半は逃げ・先行を採用する競技対象の後ろにつけ、後半にそれらをかわそうとする走行方法。瞬発力に自信のある競技対象がこの脚質を選ぶ。

競馬において差しを多用する競走馬を差し馬という。代表的な差し馬はスペシャルウィークなど。


◆追い込み

レース前半は差しの戦法をとる競技対象のさらに後ろにつけ、最後の直線で前を行く競技対象をまとめてかわそうとする走り方。勝つときは派手な反面、展開などで不利を受けて敗れることも多い。

競馬において追い込み多用する競走馬を追い込み馬という。代表的な追い込み馬はテイエムオペラオー・ミスターシービー・ヒシアマゾン・ブロードアピール・テレグノシス・デュランダルなど。


◆まくり

レース前半は先行・差し・追い込みと同じように走り、3コーナーから4コーナーにかけて、まれに向こう正面において一気にトップスピードに乗って先頭に立とうとする走り方。競馬においては、一部レースにおけてクロフネがこの戦法を用いた。


◆自在

レース展開や、馬場状態に合わせて戦法を変える馬のこと。鞍上の騎手の判断力や、馬の知性も要求される走り方である。日本ではマヤノトップガンがこの戦法を用いた。


◆競馬における脚質と枠順の関係

競馬においては、脚質によって発馬機におけるスタート位置が有利または不利に作用することがある。 一般的には内枠(発馬機内の内寄りの枠)からスタートする場合は先行・差しの脚質の馬は馬群の内側に閉じ込められ、進路が確保できなくなる危険がある(先行と差しとの比較では差しのほうが危険性が高い)。また外枠(発馬機内の外寄りの枠)からスタートする場合、馬群の中に閉じ込められる危険は少ないが、トラック状のコースを走る場合、馬群の外めを走らされることで走行距離の面において不利を被ることがある。逃げおよび追い込み脚質の馬は出走馬中に占める割合が先行・差し脚質の馬より少ないことが多いため、走行距離面の不利が少なくなることが多い。ただし、外枠スタートの逃げ馬は内枠スタートの逃げ馬に先手をとられやすい。
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2006年11月06日 トラックバック(-) コメント(-)

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